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2023年度会員数 10,174名
(2024年2月末現在)

2023年度会員数 10,174名(2024年2月末現在)

大分県看護協会 会長挨拶

ごあいさつ

 新年あけましておめでとうございます。会員の皆様にはお健やかに新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。
 新型コロナウイルス感染症は昨年5月に5類に移行されましたが、感染症が終息したわけではなく、インフルエンザ流行も相まって、継続して感染対策に取組むことになりました。
 この状況で2023年度通常総会は参集で開催いたしました。学会や交流会等の主要な事業は、オンライン併用の開催でしたが、盛会のうちに終了いたしました。やっと本来の協会運営に戻りつつあります。会員の皆様、関係者の方々のご支援、ご協力に感謝いたします。
 さて、看護協会の会員数は全国的に減少傾向にありますが、当協会は12月時点で10,138人でした。今後も継続して会員確保に取組み、組織強化に努めてまいります。
 2023年の看護に関する大きな動きとして、10月に「看護師等の確保を推進するための措置に関する基本的な指針」が約30年ぶりに見直され告示されました。看護職の確保を推進するために求められる体制や方策等が示されており、日本看護協会、関係団体や行政と協働して活用に向けて取組んでいくことになります。
 また、日本看護協会は「看護職の生涯学習ガイドライン」を公表しました。看護職の倫理綱領には、看護職は個人の責任として継続学習による能力の開発・維持・向上に努めると明記されています。このガイドラインは、これからの社会において活躍する看護職一人ひとりの生涯学習の羅針盤となるものです。今後、様々な機会を通して周知させていただきます。
 今年最初の大きな報道では、元旦に令和6年能登半島地震が発生しました。亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げるとともに、被災された方々にお見舞い申し上げます。
 自然災害の恐ろしさを感じ、平時の備えを省みて身の引き締まる思いがしました。2024年4月からは新たな災害支援ナース体制に移行します。養成研修による人員育成、派遣体制の整備は喫緊の課題です。県や災害支援ナース登録施設と協働して、体制整備に取組みますので、ご理解、ご協力をお願いいたします。
 このほか、医療・看護・介護を取り巻く環境は、目まぐるしく変化しています。2024年度は6年に1回のトリプル改定の年です。医療に関連する改定では、看護職の処遇改善につながることを願います。
 少子高齢社会が進む中、看護職に期待される役割は、複雑化・多様化していますが、県民の信頼に応える看護職能団体を目指して、2024年度も皆様と共に活動してまいります。
 今年は龍年であり、万物が成長し、勢いよく活気あふれる年になるという意味があるそうです。これまでの努力が実を結び成就することを願うばかりです。皆様の益々のご活躍とご健勝を祈念して新年のご挨拶といたします。

2023年1月

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